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エレクトロスピニング |
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エレクトロスピニング装置は、溶液、ターゲット、シリンジポンプ、ディスペンサー、ニードル、
高圧電源ユニット等にて構成される装置です。
高電圧及び化学溶液を使用しますので必ずドラフターやグローブボックス内でご使用下さい。
弊社では、いずれの装置にも対応できる高圧電源ユニットを供給させていただいております。
国立研究所様や企業内研究所様のご要望から正負選択機種や正負2チャンネル対称操作機種等
多種多様の製品を供給させていただいております。
ナノファイハ゛ーを用いたフィルターの開発、医療再生、人工臓器等多岐の分野で注目されております。
製作された不織布にコロナ放電システムを用いて帯電処理をされるケースもございます。
小型、軽量、ローコストのハンディボックスタイプから大型正負2CH、重畳ボックス等
多岐に渡り製作させていただいております。
最近多いご相談はシリンジポンプが放電で故障してしまうケースです。
高圧出力部配線、アース配線、溶液の絶縁度等さまざまな要因が考えられます。
お気軽にご相談ください。info@element-hv.com 個人情報保護方針 |
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レンタル電源ユニット |
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ESG電源ユニット |
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パルス制御 |
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ETMタイマ電源 |
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ELS電源ユニット |
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重畳ボックス |
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正負切替電源ユニット |
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正負2CH電源ユニット |
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エレクトロスプレー |
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ポリマー溶液をディスペンサーに注入し、一定の速度で押し出す構成が主流です。一般的な
実験装置はマイクロシリンジポンプ、ディスペンサー、ニードル、高圧電源ユニットで構成されます。
マイクロシリンジポンプ自体を高電圧上に重畳するエレクトロスプレーもございます。通常の
ご実験の場合の高電圧は10kV〜30kVまでで十分だと思われます。まれに30kV以上
40kV印加されるケースもございますが、リーク電流が増えたり、アーク放電の発生する場合
もあり、取り扱いに細心の注意が必要です。
エレクトロスピニングの注意点
1、溶剤には揮発性のアセトンや人体に有害な物質が含まれているケースがございます。
必ず排気機構を備えたドラフターまたはグローブボックス等をご用意願います。
溶液が手や人体に付着しないように手袋や衣服に十分ご配慮ください。
2、高電圧を印加します。概ね10kV〜30kVまでが主流です。電流は溶液の導電性にも
よりますが、一般的には100μAもあれば十分です。
導電性の高い溶液ですと高電圧がシリンジよりアース側に流れやすく、不要なアーク放電を
招く場合がございます。これによりシリンジポンプが故障する場合がございます。
十分ご配慮願います。
3、初期実験の場合高電圧の接続にワニグチクリップを使う場合が多々あります。ワニグチ
クリップ自体の耐電圧は500Vです。当然耐電圧オーバーですが、十分な沿面距離があると
使用できます。ニードルの交換や溶液の交換で頻繁に脱着するためにはやむをえません。
弊社でも標準で大きめのワニグチクリップを先端に使用しております。
電圧が高い場合は、ワニグチのギザギザから放電する場合もございます。
特に大気中でご使用の場合は対流、湿度等の影響も受けます。
十分にご配慮の上、ご実験ください。
4、アース配線は勿論重要です。コレクタ側のアース配線がとれていないとうまく堆積しません。
溶液はアースに向かって飛んできます。回転式のコレクタの場合はアース配線も工夫が
必要です。
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